10月のみどリレー(10月2日)開催しました。
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2010.10.10
10月のみどリレー開催しました。
秋晴れの気持ちのいい日です。
今日はキノコの観察会のため、8時から集合して活動開始☆
稲葉さんが持ってきてくれた、木に登る道具に乗って、杉の枝打ちに挑戦しました。
2本のワイヤーの輪っかを使って、1本のワイヤーは自転車のサドルのような座る部分がついていて、もう一本には足乗せがついています。
これを木に巻き、サドルに乗って、上下のワイヤーに交互に体重をかけながらワイヤーを少しづつ上げて木を登っていきます。
そして下から順に枝をのこぎりで落としていきます。
登るときは上を目指すのですが、木から下りる時が怖い・・・。
もう一つは、長い爪のついた下駄のような道具。
これをはいて木の幹にひっかけて登っていきます。
稲葉さんの普段使っている仕事道具です。
杉の枝は1つ1つが意外に大きく、下に落ちたものを運ぶのは想像以上の重さでした。
さて。10時からはお待ちかね、キノコの観察会です。
講師は去年に引き続きグリーンセンターの緑の相談員、ふくい県きのこ会会長さんの笠原先生です。
キノコの説明を聞いて、いつもの活動地に出発。
杉の森、コナラの雑木林を歩きながらキノコを探します。
普段何気なく目にしながら、なんだろうな、で通り過ぎていたキノコ。
マツオウジ
シロホウライタケ
カレバキツネタケ
マメザヤタケ
コウジタケ
イヌセンボンタケ
キララタケ
チャツムタケ
クヌギタケ
テングタケ(毒)
ナメコ
去年より1ヶ月ほど早く出てました。
ニガクリタケ
どこかの秋祭りで間違えて販売されたという噂の毒のあるキノコです。
薄墨色をしています。
マンネンタケ
霊芝とも呼ばれ中国では幸福の前兆と言われるとか。
抗がん剤の漢方の材料らしいです。
普段は何かな~と通り過ぎるだけのキノコ。
今日は歩きながらキノコの名前と性質がわかるのです。面白い!
去年より1か月早い時期だったため、キノコの種類は去年見たものと違うものもたくさんありました。
お昼はとれたてのナメコを入れたキノコ鍋。
おいしい~♪
午後は雄島に行きました。
三国の原生林の雄島にはどんなきのこがあるのでしょうか?
お天気のいい土曜日。
そんな中キノコを探して海を見ながらのお散歩は気持ちいい!
コフキサルノコシカケ
カンゾウタケ
ヌメリツバタケ
最後に収穫したキノコを並べて記念写真。
今回発見したキノコは以下の通りです。
ラーバンの森のきのこと、雄島のきのこまとめました。 ラーバンの森のきのこ 31種
アカキツネガサ
アラゲキクラゲ
イタチタケ
イヌセンボンタケ
カレハキツネタケ
カワラタケ
オシロイタケの仲間
キララタケ
クヌギタケ
コウジダケ
白いカワラタケ
シロカイメンタケ
シロホウライタケ
スエヒロタケ
スッポンタケ
チャカワラタケ
チャツムタケ
チャヒゲカワラタケ
ツエタケ
テングタケ
テングツルタケ
ニガクリタケ
ニクウスバタケ
ヒダサカズキタケ
ヒトヨタケ
ヒメシロカイメンタケ
マツオウジ
マメガサダケ
マンネンダケ
モリノカレハタケ
ニクウスバタケ
雄島のきのこ 5種
ニクウスバタケ
コフキサルノコシカケ
ハカワラタケ
ヌメリツバタケ
カンゾウタケ
去年との違いが時期によるものなのか、新しい菌が入ってきたのか?!
きのこと植物、昆虫の関係の話を聞いたり体験でき、森の神秘の深さを感じました。
これからの季節、森の散歩がさらに楽しみになりそうです。