三國港のお性海寺の 椿見事に咲きみだれ
2011.01.11 by mikuni.minato
三国の民謡「三國節」に唄われている風景を歩いてみようと思います。
今回は、三国町の南本町(旧町名調べて入れる)にある「オショカイジサン」こと「金剛宝山 性海寺(ショウカイジ)」は、最初に発展したといわれる湊町の中心地に近い高台にあります。
三国では瀧谷寺と共に、最も古い由緒あるお寺の一つだそうです。
1381年(永徳元)に現在地に移転して以来、朝倉氏や福井藩主松平氏の祈願所となった真言宗のお寺です。 鎌倉時代の国の重要文化財や地蔵菩薩画像をはじめ多数の絵画、古文書等、数々の貴重な文化財を所蔵しています。 樹齢数百年と推定されるタブの巨木を始め、シイ、ヤブツバキ、など常緑照葉樹林の森があります。三国の豪商森田家や新保の竹内家の墓があり、立ち並ぶ五輪塔が当時の商人の財力を物語る。
「椿見事に咲きみだれ」と三國節でも唄われるほどにかつては、ヤブツバキが生えており「椿寺」とも呼ばれていたそうです。せひ、椿が咲く頃にも訪れてみたいですね。