ご当地ソング「越前三国の色里」
2010.03.23 by mikuni.minato
先日、当NPO理事長の元に東京は深川の福留利文さんという方から郵便物が届きました。
なんだろう…と封をあけてみると、お手紙と共にCDが3枚入っていました。 福留さんが昨年三国を訪れて下さった時に、 若い時は気づかなかった三国の街並み史跡名所を散策して、 あらためて三国湊に感銘を受けて下さったとのこと。 歴史と由緒ある寺院、文人達の足跡そして九頭竜川河口に広がる自然豊かな景観と、 何より多くの出会う方々の素朴な温かさが嬉しかったと本当に嬉しいお言葉でした。
そして、なんと…! 三国の魅力を形にする方法はないかと、 仲間達でご当地ソング「越前三国の色里」をつくり、 そのCDを届けてくださったのです。
心にしんみりと響いてくる素敵なうたです。
福留利文さんの許可をいただきましたので、ここにアップします。
是非、一緒に口ずさみましょう。
「越前三国の色里」
作詞・作曲:福留利文(ふくとめとしふみ)/編曲:小林竜治(こばやしりゅうじ)/唄:花音(かのん)
越前三国の色里は 華やかな彩りの街通り
流れる川面に涼しげな 街の燈かりを映し出す
古式祭礼三国の社で 胸に秘めた願いをこめて
俳句に託して詠む人の想いは 悲しき貞女(さだめ)の恋心
今は儚い夢のまにまに 流れて消えたつづり歌
越前三国の色里は 艶やかな花街の湊町
沈む夕陽に誘われて 三味の音色を映し出す
小女郎(こじょろう)遊女の哥川(かせん)の恋も 想い募らせ待つ人は
はるか遠く北前船の あなたに届かぬ恋心
今は儚い夢のまにまに 流れて消えたつづり歌
越前三国の色里は 緩やかな石垣の蔵通り
清流豊かな九頭竜川 古い街並み映し出す
古式祭礼三国の祭で 出会った人の優しさに
はるか昔 愛しさ紡いだ 想いは叶わぬ恋心
今は儚い夢のまにまに 流れて消えたつづり歌