2019年度活動報告

2019年4月7日 

第12回森の樂校2019~きのこの植菌と山菜摘み~ 参加者35人

毎年恒例の「森の樂校」を開催しました。今年も多くのご参加ありがとうございます。まずは椎茸の植菌作業。電動ドリルを使って森から切り出したコナラの木に穴をあけました。穴あけ作業は、はじめ大人の仕事でしたが、興味を持った子供達も挑戦しました。穴に種ごまを刺して木槌で一つ一つ打ち込んで行きます。小さな子供達もお兄ちゃん、お姉ちゃん達に教わりながら上手に木槌を使います。参加者の子共達の年齢の幅があるので、それぞれが自分にあった事に少しずつ挑戦していき、まわりがそれを支えます。少しずつ挑戦する姿はとても頼もしいです。

一通り植菌作業が終わると山菜摘みに行きました。コシアブラはまだ時期が早く収穫できませんでしたが、タラノメ、ウコギ、ノビル、アラゲキクラゲ、ハワサビ、しいたけなどを収穫する事ができました。料理も手分けしてみんなで作りました。火をおこす子、包丁を持って野菜を切る子、てんぷらを揚げる子、料理もみんなで楽しむ事が出来ました。かまどで炊飯、天ぷら、おひたし、豚汁、よもぎもち、焼き椎茸、焼き芋、焼きマシュマロなどたくさんの料理が出来ました。お腹いっぱいになった子供達は再び森の中に走って行きました。

5月9日 里山整備作業、みどリレー開催しました。参加者6人

森の木々が新緑に染まり林床でも草が伸び始めたので作業内容は下草刈りと落ち葉かきを行いました。久々に学君も登場し作業も早く終わりました。昼食は木漏れ日の中、気持ちのいい風に吹かれながらバーベキューをしました。5月の活動は草もそれほど多くは生えていないので一年で一番ゆっくり出来ます。暑い時期、寒い時期、また作業の忙しい時期はのんびりお話もできないので、今月はゆっくり情報交換をする事が出来ました。年に何度かこんな日が必要です。

6月13日 里山整備作業、みどリレー開催しました。参加者5人

暑い日も多くなり、森の中では下草がしっかりと生え始めました。今月の作業は下刈り、落ち葉かき、つる切りです。足元に落ちている小枝なども集めました。じわりじわり夏の訪れを感じます。木々や虫たちもにぎやかになってきました。

7月20日 福井大学の学生さん・先生の訪問がありました 来訪者9人

以前から交流のある福井大学の先生が学生を連れて来てくれました。学生達が力を合わせて作った小屋の修理や利用法について、倉庫や小屋を案内しました。また「自分達の力で何かをしたい」という気持ちに対して、ラーバンの森、おけら牧場、NPOの活動についてなど様々なお話をしました。学生たちとはクラフト展の出店など何かの形で今後も繋がっていきたいと思います。

大学の研究室では木の成分から抽出した成分を使ってアロマ消臭剤効果のある物や石鹸なども研究開発しているそうです。黒文字やヒノキのスプレーは動物病院で利用しています。

7月25日 里山整備作業、みどリレー開催しました。参加者4人

暑い日が続きます。今月は子供だけではなく大人にもだい人気の森のブランコの張替え作業と下草刈りを行いました。子供達がハードに乗りこなすブランコのロープは2・3年で張替えを行います。ロープを以前より太いものを利用しました。大人気のため木を少し休めるためのも他の木に作りたいのですが、できるだけ太い幹が横に向かって伸びてまわりの木に衝突しないような都合のいい木が見つかりません。

今後作業を続けながら探して行きたいと思います。

8月29日 里山整備作業、みどリレー開催しました。参加者4人

今月は新たなメンバーが参加してくれました。中々平日は来れないとの事ですが今後が楽しみです。森の中では毎年の様に何本かの木が枯れます。今月は枯死木の伐採を行いました。ここ数年は何本も大きなコナラの木がカシノナガキクイムシの被害を受けています。コナラはカシノナガキクイムシに対して強いと言われていますが、カミキリムシや台風などの被害を受け弱っている木は枯れてしまう事もあります。伐採してみると予想以上に腐食が進んでいる場合もあります。

いたけの原木の中の木も枯死していましたが、稲葉さんが特殊伐採の技術を使い原木には一切影響を与えず伐採してくれました。稲葉さんの作業を少しでも手伝える様に他のメンバーも様々な器具の使い方やロープワークを覚えていきたいと思います。 

9月26日 里山整備作業、みどリレー開催しました。参加者4人

いよいよ森のクラフト展も近づき森の整備の最終段階です。今年の夏はとても暑く、雨も少なかったので弱った木には過酷な状況でした。何本かが枯れてしまい枝の腐食が進み落下の恐れがあるため、枝の伐採を行いました。

作業量を減らすため幹の部分はクラフト展後に伐採し薪や椎茸の原木に利用しようと思います。冬に枝葉の部分はウッドチップ化して林内の通路に敷き詰めようと思います。過酷な夏の環境だったためか森の中の草もそれほど成長していないため、会場になる部分を中心に下草刈・ツタウルシのツル切り、枝集めなどで足元を仕上げていきました。  

11月14日 里山整備作業、みどリレー開催しました。参加者4人

9月に枝だけ伐採していたコナラの幹を倒しました。他の木があるので倒せる範囲はわずかな隙間です。まずロープをかけるためのスローラインに重りをつけて幹のできるだけ高い一に投げます。これがなかなか難しいのですが、稲葉さんが見事にかけてくれました。細いスローライン牽引用のロープを結び入れ替えます。今回は重心が少し傾いていたので、チェーンソーで切った後ウィンチを使い引き倒す事にしました。伐採後は玉切りしてほだ木と薪に利用します。細い枝は冬にウッドチップに加工して作業通路にまく予定です。 

12月12日 里山整備作業、みどリレー開催しました。参加者4人

11月の玉切りの作業の続きと、椎茸の原木の切り出しをしました。今年近くでイノシシの目撃情報があり活動地でも林縁部などの整備をしてイノシシからも人からもお互い見やすくなるように整備し始めました。今の所足跡などは発見していませんが時間の問題かもしれません。できるだけ接触しないように気をつけていきたいと思います。

家の裏で枯れたアカメガシワを伐採しておいたものから、ヒラタケとアラゲキクラゲが自生しました。個人的には食べるのが怖くてやめていましたが、いつも食べているメンバーが間違いないとの判断で、昼食のメニューに加えました。香りも強く歯ごたえもしっかりあってとても美味しいヒラタケでした。もっと経験と勉強をしなければきのこは中々口にできません。 

1月30日 里山整備作業、みどリレー開催しました。参加者4人

2月6日 里山整備作業、みどリレー開催しました。参加者5人

福井県里山里海湖研究所のウッドチッパーを借りて、2週続けてウッドチップ作業行いました。この2年ほどはウッドチップ作業する事前提で、枝葉を作業しやすいように集めてあったのでかなりスムーズに進める事が出来ました。天気も悪く、とても寒い日の作業となりましたが、この作業は機械がどんどん吸い込んで行くのでとても忙しく一汗かきました。私は作業日の数日前に指を犬にかまれてしまい、数針縫う治療をしたばかりで、あまり作業が出来ませんでした。すみません・・・。活動日以外も作業できるメンバーで残りの作業を済ませ今年も無事に予定量すべてチップにする事が出来ました。チップは林内で所々山積みにしてカブトムシの繁殖場所にしました。表土が流れている場所などにもまくことが出来ました。今回から新しくコンバインを改造した林内作業車が登場しました。今後ダンプにさらに改造予定です。

3月12日 里山整備作業、みどリレー開催しました。参加者4人

コロナウィルスの影響で4月の森の樂校を中止する事にしました。今後のみどリレーも未定です。そのため準備したなめこと椎茸の原木の植菌を行う事にしました。なめこ用の桜の木は近くの畑の土手に生えている木を伐採しました。畑自体も木が生えはじめ土手の木は台風などの影響で何本も倒れ始めました。今後少しずつ伐採し利用しながら整備を進めたいと思います。

今年度も一年間ケガや事故もなく無事終わる事が出来ました。関係者の皆様ありがとうございました。そして活動メンバーの皆様は本当にお疲れ様でした。             

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