第4回森の勉強会「樹木医からみた森の世界」開催のお知らせ
カテゴリー:みどリレーからのお知らせ, 勉強会
2009.10.06
~森の勉強会のお知らせ~
テーマ:樹木医から見た森の世界
講 師:今井 三千穂 先生(樹木医)
場 所:micnic ミクニック 福井県坂井市三国町安島13-62-7
Tel)0776-82-3929
日 時:2009年10月26日(月曜日) 19時30分~21時30分
会 費:500円(飲み物付)
樹木医って職業を初めて聞いたのは、高校生の頃。 ブナの木に聴診器を充て、木が水を吸う音が聞こえるよ、と幹の音に耳を澄ませていた映像。 植物にもお医者さんがいるんだ!聴診器で木の命の音が聞こえるんだ!と印象に残っていました。 社会人になって、滋賀と福井の県境にブナ原生林があるよ、と友人に誘われて山登りに行くことに。 こっそり聴診器を準備して出かけました。 8月で暑くバテバテの山歩き。 一休みの木漏れ日と風の心地いいこと。 聴診器を出して耳を澄ませてみました。 大きい木、小さい木・・・どの木も聞こえませんでした。 けれど、大きな幹に抱きついた心地よさと、なんともいえない安心感から木や森は大きな生命なんだなあと感じました。 後で知ったのですが、音は3月の芽吹きの時期に聞こえるそうです。
初めてお会いした今井先生は、小柄で穏やかで、陽だまりのような話し方。 先月植えた栗の木が枯れていそうなことを相談すると、落葉樹は枯れて葉が落ちても芽吹くことがあるから来春まで待ってみなさい、とアドバイスされました。 葉があると水分を蒸発して枯れてしまう。 葉を枯らして植物本体の水分を蓄えてから、再び葉を出す植物の生きる戦略。 実際、枯れたと思った苗から緑の新芽が出てきました。
9月でグリーンセンターの緑の相談員を退官された今井先生。 ご実家に森を持っていて、50年、100年後の森づくりを密かに楽しみにされているとか。 そんな先生に、樹木医のお話や福井の森のこと、森の楽しみ方や森への思いなどをお話してもらいます。
樹木医から見た森の世界をのぞいてみませんか?
=お申し込み&お問い合わせ先=
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〒913-0046福井県坂井市三国町北本町4-5-5
tel:0776-81-3921(三國湊座内)
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