第1回 里山保全・森づくり人材養成講座 開催(8)!
カテゴリー:みどリレー通信, ワッキの森, ワークキャンプ, 森をつくる人になろう
2008.11.25
講座はクライマックスのワークショップに突入です!! フィードバックの結果はこちら!
・玉切りの際、樹皮を一枚残すつもりで伐る。
・想定していた木の長さと実際の長さの違いに注意。
・枯れマツの倒れる方向だけでなく、枝がどこに接触するかも見極めて。
・「作業中!」の表示が必要。
・休憩カー(自由に休んでよい車)を設けては?
・雨天時対策
・トイレのアナウンスetc…
ワークショップ③では 「私が考える、参加者にとって魅力的なプログラムとは?」 3月に実施するプログラムを立てます。
まず、今回の講座の感想を書き出していきました。
・講座内容は十分満足できる!
・作業自体、やり甲斐があり楽しいものだった。
・ミニ観光とワークのバランスがよい。
・参加者を労働力と扱うのでなく、プログラムを作成して3月に実施する等 地域に少しでも貢献していくことが充実感につながった。
・強制されるわけでなく、自然と参加者が「どうしたらよりよい活動になるか」を考え取り組んでいた。 今後続いていく活動になった。
・プログラムに主体的に取り組む素晴らしいメンバーが揃った。etc… これらを踏まえつつ、ワークやミニ観光などをプログラムとして組んでいきます。
ああでもない、こうでもないと言い合いながら
今ここで新しいプロジェクトが生まれてる。
そんなワクワクした時間が流れていました。
数日前、初めて顔を合わせたばかりなのに ひとつの熱気に包まれていました。
放置される地方の自然環境をボランティアの手によって 荒れた状態から健やかな状態にしていきたい。
そして地域に住む人にとっても、来訪する人にとっても 愛すべき場所にしていきたい。
そんな思いで始めた今回の講座でした。
3日間の集大成ともいえるプログラムが、今、完成! お疲れ様でした!!
お世話になったラーバンの森を後片付け。
いよいよ解散式です!
別々の場所、さまざまな職業、それぞれの思いをもって ここに集まった3月20日。
共通していたことといえば、誰もが森林に関する知識も 林業の経験も、持ち合わせていなかったことぐらい。
緊張の混じる中始まったオリエンテーション。 「自分がゼロになったとき、果たして何が出来るだろうか」。 ナホトカの経験が、みんなをぐっと近づけました。
ともに働き、ともに食べる経験を通して
地域の人と、都市からの人が、同じ時間を過ごし、汗を流して 壊れゆくふるさとの景色を何とかしたいという目標を目指しました。
学び合い、教え合う中で、時にうまくいかないことがあっても それすらを糧にして何かが育まれていきました。 その何かとは、「すべきこと」をするのではなく、 「私に何かできること」を探し出し行動していくことで 一人ひとりが誰とも交換できない「私」になっていくこと。
そんな「私」たちが、手を込めてつくりあげた、森と、時間と、コミュニティー。 それはまるで、胸の中に生き続ける、新たなふるさとをつくるような試みでした。 地域を愛する人がいる。その地を訪れる人がいる。 ゼロから学び、つくりあげた3日間は、これからも続いていきます。 そして、始まりあれば終わりあり
県外参加者を最寄りの芦原温泉駅へ送ります。
本当にお疲れ様でした!! ではまた、3月に会いましょう!