5月のみどリレー活動開催しました。(2017年5月11日)

カテゴリー:みどリレー通信, 今月のみどリレー

2017.05.21

2017年度初めての森の整備活動を行いました。
今回の活動は下草刈りを中心に、枯れた木や枝の処理や、遊歩道整備を行いました。

 

5月に入り里山の中は多くの雑草に覆われ始めました。
これから秋までは下草刈りが欠かせません。
しかしすべての草花を刈ってしまっては面白くありません。
作業メンバーはみどリレーの活動に慣れてきたため、幼木や珍しい草花、食用になるものなどを残しながら作業を進めます。
今回も、コナラやコシアブラの幼木の他、きれいな花をつける物や、冬イチゴの群生地、お茶の木などを見つけて残して行く様にしました。
刈る草を見ながら作業をするので、なかなか作業が進みませんが、これが里山整備の面白い所です。

 

 

 

スマートフォンのおかげで、わからない草花などをその場ですぐ調べる事が出来てとても便利になりました。
何冊も図鑑を持ったまま作業もできないし、現物を採取する必要が無いので新しい森との関わり方なのかもしれません。
写真を撮って後で家で調べる事も出来ます。

今回も休憩時間に、食べれる山菜、きれいな春の花、どこに行くと群生地があるとか、いつの時期がいいとか様々な話で盛り上がりました。
みんな本当に自然が好きで、日々調べたり、山を歩いているのだなあと感じます。
毎月一回のこんな雑談が出来る事がとても楽しみです。

 

 

森の中は、新緑に覆われ所々木漏れ日も入りとても気持ちのいい空間になっています。
落葉した冬には気付かなかった枯れた木や、枝が良くわかる様になり、高枝切り鋸で切ったり、ひっかけて落としたりしました。
今年は台風並みの強風が吹いた日もあり、枝が折れたり、太い幹が折れた物も所々目につきました。

 

木が折れたり枯れたりする事は残念ですが、朽ちていく過程で、きのこが発生したり、虫の住処になったり、日が差すことで新たな芽生えが始まります。
活動地の一角で、「佐藤の森」と言われる所があります。
みどリレーメンバーの佐藤君が頑張って管理してくれていた場所になります。
この辺りは切り開いてあるため、新しく様々な幼木が育ち始めとても活気があり面白い場所になっています。
今後も観察を続けていきます。

逆にヤブ化が進んだ森で、あえて整備作業をせずに遊歩道だけ整備をしている部分があります。
松が松くい虫により全滅し立ち枯れの状態で残り、桜も多くが朽ち果てています。
常緑樹の森に少しずつ遷移が進む様子が見られます。
今回の作業で小川になっている部分に丸太の橋をかけてついに周遊路を開通させることが出来ました。
所々道に枝や根が張り出しているのでもう少し仕上げる必要がありますが、今年の森のクラフト展までには散策コースを作ってみたいと思います。

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