3月のみどリレー開催しました(2015年3月15日)
今回で2014年度の活動は最後になりました。
みなさん一年間お疲れさまでした。
今年も、ケガや事故もなく無事に終える事が出来ました。
特に枯れた松の処理作業では、腐食も進み危険な作業も多くありましたが、講師の稲葉さんを始め参加者の方々の御協力のおかげで、残すところあとわずかになってきました。
森の整備状況ですが、現在借りている森の9割くらいは一度手が入りました。
残りの部分は、あまり手を入れないように残し、遊歩道の整備だけ進めようかと思います。
ヤブにはヤブなりの生態系があり、生き物の隠れ家にもなっているようです。
森で見かける野ウサギも、藪から現れ、藪に戻って行きます。
皆さんはディズニーの映画「アナと雪の女王」を見ましたか?
その中で、薪ストーブ愛好家には興味深いシーンが出てきます。
女王エルサの魔法で国中が凍りついてしまい、城で毛布などを配っている時に、薪の積み方が、皮が上か下でもめているシーンです。
実はこの話は薪ストーブ仲間の中でも意見が分かれるところです。
「皮が上だと雨がかかってもうまく流れ落ち、割った面の様に水がたまったりしみこんだりしにくい。」という意見と、
「乾燥が進み水蒸気が上に上がって行くのに、皮が上にあると鍋のふたの様になってしまい渇きが悪くなる。」、という考えです。
皆さんは薪を積むときどちらを上にしていますか?
ちなに私は、雨がかかる事もあるので、皮を上に積む派です。
積んだ薪棚も皮が上だと見ていて落ち着きます。
逆に皮が下になっている薪棚を見るとすごく違和感を感じてしまいます。
ノルウェーで、薪をテーマのテレビ番組があり、苦情が殺到したそうです。
苦情の半分は、「薪の皮が上になっている。」と言うもので、残りの半分が「薪の皮が下になっている。」だったそうです。
薪ストーブ大国のノルウェーの国論を二分する事態になったそうです。
薪ストーブ界の永遠のテーマの様です。
さて今月の作業は午前中、私自身が、午前中参加できず、申し訳ありませんでした。
作業内容は、盛期を迎えた椎茸の収穫と、先月伐採した枝の処理、近くの畑に来月植菌するなめこ用のほだ木を伐採しに行きました。
シイタケは収穫してはいたのですが、私だけではさばききれず困っていましたが、ほぼ収穫できました。
みんなのお土産になりました。
今年は昨年より、1週間から10日ほど収穫が早そうです。
いつもは4月に入ったくらいから、虫がはいってしまうのですが、3月中過ぎで早くも虫に食われたものが出始めました。
今まであまり見た事がないのですが、毛虫もかじっていました。
昨年はマイマイガの幼虫の毛虫が大発生したのですが、今年もあやしい気配です。
大発生が、単年ですめばいいのですが、複数年続いた場合、成長が阻害されるため、弱った木は枯死したり枝の一部が枯れる場合もあるようです。
午後は、なめこの植菌用に桜を切ってきました。
畑の脇の桜が大きくなって太陽光を遮っていて、腐食もしていたため伐採しました。
耕作放棄地を開墾した畑のため脇の部分は、ツルもはびこり藪の状態。
こちらもほだ木の確保と共に、順次手入れして行く必要がありそうです。