森と暮らすどんぐり倶楽部を見学してきました!

カテゴリー:みどリレー通信, 調査研究

2008.10.14

秋晴れの10日、南へ車を走らせて 森と暮らすどんぐり倶楽部を見学させていただきました。 始まったばかりのみどリレーにとって 収穫の多い視察でした。 森と暮らすどんぐり倶楽部は 福井県の嶺南地方、美浜町にあります。 三国から車で約2時間

ほどなくして手入れされた杉とケヤキの林に見えてくるのが 「森の中の喫茶店」、ここがどんぐり倶楽部の活動拠点です。

代表の松下照幸さん(写真右から一人目)にお話を伺いました。 実はみどリレー隊長の山崎さんとは昔からの知り合いなのでした。 山野草を寄せ植えてつくる、「小鉢づくり」や「コケ玉づくり」や 木の葉や枝のネーチャークラフト、「森の教室」など

里山にありふれたもの、でも色んな形と表情を持っているものに ちょっと手を加えて作品をつくる、自然体験プログラムは 道具を使うことの教育的効果も考えられたもの。 しっかりしたプログラムを携えて営業に走り回った結果 親子連れや小中学生などお客さんがたくさん来るようになり 「森と暮らす」生活ができるようになった、と仰る松下さん。

「木材をつくるだけでなく、森の多様性をいかす林業がしたいんです」。 たとえば、山野草栽培がその一つ。 友人家族に弟子入りして学んだ「紅ドウダンツツジ」を中心に タラノキ、コシアブラ、ウド等の山菜がたくさん栽培されていました。

「紅ドウダンツツジ」はこの地の自生種で 4月末から6月にかけ、鮮やかな赤い花を咲かせます。 「三国のシンボルとなるような自生種は、何でしょうね」。 一つ、宿題をもらいました。

紅ドウダンツツジ

コシアブラ

タラノキ

天ぷらにすると美味しいタラの芽ですが

実はこんなに小さいんですね。 近年はシカによる被害がすさまじく 山野草畑は柵で囲まれていました。 他にも

製材ができる工房

ピザが焼ける土かまど など、興味津々に見学させていただきました。 今後のみどリレーにとって有益な視点・考え方が得られた見学でした。 同時に、有意義な問いかけもいただきました。 みどリレーパンフレットを見ながら、松下さんはこう仰ったのでした。 「松枯れやゴミ投棄で荒れる里山を健やかにしていこう、というのは分かります。 ナホトカ重油を掬ったバケツリレーに学び、ボランティアな緑のリレーをつくっていこう、というのも。 でも、里山を手入れして最終的に何がしたいのかが、いまいち伝わってこない気がします」。 みどリレーの目指すもの。 もう一度、原点にかえって見直すいい機会となりそうです。

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