真夏の夜の夢 in 三國 2005 第一夜
2005.07.24 by mikuni.minato
サンセットクルージング~ライトアップされた夜の町中散策~音楽のしらべ
三国の町を1つの博物館としてとらえる「エコ・ミュージアム」スタイルのツアー。 サンセットクルージングのあと、三国湊倶楽部/ジェラート・カルナで一息ついて嵯峨治彦氏による馬頭琴・喉歌(ホーミー)のライブ。すばらしい演奏と朗読 に酔いしれたあとは、日和山金鳳寺、旧森田銀行、岸名邸、大木屋骨董品店のライトアップで建物の美しさを堪能してもらいました。 散策しながら、喉歌を口ずさんでいる(挑戦している)お客さんもちらほらと… とても風情のあるイベントとなりました。 ご参加下さった皆様、どうもありがとうございました。
概要
日時=2005年7月23日(土曜日)
集合=サンセットクルージング→ジェラート・カルナ前集合 コンサート→日和山金鳳寺
料金=3,500円(1ドリンク付)
サンセットクルージングのみ…2,000円(1ドリンク付)
コンサートのみ…2,000円
*サンセットクルージング、コンサートのみの参加も可能です。
*コンサートのみの方は直接会場へ行って頂きます。
スケジュール
17:45
ジェラート・カルナ前集合
18:00〜19:00
サンセットクルージング(特設乗船場から出航) 三国湊倶楽部でドリンクタイム 夜の町中散策 (ライトアップされた旧森田銀行・岸名邸・日和山金鳳寺など/ライティングデザイン:Ismi design office)
20:00
コンサート開演(日和山金鳳寺)
出演:嵯峨治彦(馬頭琴・喉歌(ホーミー))/ゲスト 田中孝子(朗読・伴奏)
出演者プロフィール
嵯峨治彦(馬頭琴・喉歌(ホーミー))
アジア中央部の伝統音楽の演奏家。また、日本伝来の新たな音楽として、独自の表現を追求し、全国で演奏活動を行っている。北海道在住。 日本初の喉歌デュオ「タルバガン」を、大阪のフーメイ(トゥバ喉歌)演奏家、等々力(とどりき)政彦と共に結成し、ユネスコ主催・第3回国際ホーメイ(喉 歌)・コンテスト(1998年ロシア連邦トゥバ共和国)で外国人部門優勝/総合準優勝した経歴をもち、2001年には、ゴビ在住の遊牧民馬頭琴奏者ヨンド ン・ネルグイ(モンゴル国第一文化功労者・北極星勲章)から後継指名される。 また、民族音楽、邦楽、ポップス、クラシック、舞踊など、様々なジャンルのアーティストと共演を重ねている。 さらに、のどうたの会を主催し、内モンゴル(エヴェンキ族)、ロシア連邦ハカス共和国、外モンゴル・ゴビ砂漠の演奏家たちのコンサートを企画。アジア中央部の民族音楽を広く紹介している。
田中孝子(朗読・伴奏)
10年間の演劇活動を経て、98年、嵯峨治彦と「野花南」を結成。 生演奏を織り交ぜながら、モンゴルや日本の民話・宮澤賢治や金子みすずの作品など、 幅広いジャンルを演じている。 ギター、口琴、パーカッションも担当。
ライティングデザイン:Ismidesign office 岡安泉
新たにオープンしたクリスチャン・ディオール銀座におけるファサードのライティング等を担当し、高い評価を得ている。この他、美術館・博物館・商業施設等のライティングを設計 から製作まで手がける等、ライティングデザイナーとしての活動の場は多岐にわたる。
レポート
サンセットクルージング。真っ赤なきれいな夕日をみることができました。
クルージングがおわってからの一息タイム。軽く1杯の人、ジェラートをほおばる人etc… 賑わいましたよ!
車がやっと1台通れるくらいの小径を歩いてゆくとライトアップされた金鳳寺の山門が。笏谷石(しゃくだにいし)でできた門と彫刻がきれいに浮かび上がります。
境内には約150コのろうそくをともしました。金鳳寺は日和山としても使用された場所。高台にあり、湊町を一望することができます。蚊取り線香のいい香りも…夏の情緒をかきたてます。
ライブは満席。喉歌に耳を傾けるお客さんも真剣です。嵯峨治彦さん、田中孝子さん、どうもありがとうございました。
旧森田銀行のライトアップの様子。
番外編:明るいときの金鳳寺。スタッフが頑張ってろうそくをならべました。