三国湊のまちづくりワークショップ ~歴史を活かす・潤いある・安全な「まち」を目指して~
2005.11.30 by mikuni.minato
日時:2005年11月28日(月)
場所:三国町商工会館
主催:三国湊魅力づくりプロジェクト
企画運営: 宇都宮大学工学部建築計画研究室
このワークショップでは、地域資源の再発掘・地域の課題摘出を行い、将来的に三国湊 の住環境をより良いものとしていくためには、どんな方法をとったらよいかを、地域のみなさんと一緒に考える事を目的としたワークショップを、宇都宮大学工 学部建築計画研究室(藤本信義教授)が企画・運営、(財)日本地域開発センター協力、当PJが主催で行いました。事前に3つのグループに別れ、それぞれのテーマに関してのタウンウォッチングを行いました。
A-group 三国湊の良いところをウォッチング
眺め・景色の良いところ 散歩するのに良いところ 一休みするのに良いところ 良く手入れされた昔からの住まい・建物 良く手入れされた史跡・社寺 由緒あるところ 目立つ大木・古木 良く手入れされた道沿いの生け垣・花壇・屋敷林 地域の人が経堂で使用しているところ 祭りの順路とにぎわう場所 その他 などなど
B-group 居住環境の問題を点検
騒音や振動のひどいところ ゴミや空き缶の投げ捨てがひどいところ 管理が行き届いていない史跡・社寺 老朽化した建物・廃屋 あまり利用されていない公演・広場 荒れ地になっているところ 子どもが遊ぶ場所で危険なところ 外灯・防犯灯が無くて不安なところ 周囲の景観にふさわしくない建物 看板・広告類が見苦しいところ その他気づいた問題点
C-group 交通・道路の問題をウォッチング
舗装状態の悪いところ 見通しの悪いところ 交通量が多く危険なところ 信号がなく危険なところ 道路が狭くて車を運転しにくいところ 排水不良の道路 通学路 その他気づいた場所
ワークショップ当日
各グループの発表をもとに、それぞれの内容を大きい地図に書き込んでゆきました。そして、問題点の中から3つのキーワードに分類されるものを書き出し、整理し、問題として大きいモノ、今まで気がつかなかったものなどをまとめていきました。景観にあった建物とはどういう建物なのか、また、景観を守るというのはどういう事なのか、手入れをする・し続けていく大切さについて等とても活発な意見交換をすることができました。