染料となる、荒布(あらめ)。 手前に映っている荒布は、乾燥させたもの。 奥に映っている荒布は、生の荒布です。
体験では、絞りにヒモではなく輪ゴムをつかいます。絞りをつくるとき、頭の中でどんな模様ができるか、きちんとシュミレーションができるかどうかがポイントです。ですが、こども達が感覚でつくる絞り模様は格別です。この絞り方は、染め上がると波模様に。
丸模様をつくるときの絞り方です。
体験では、丸い模様をつくるためにビーズやビー玉やおはじきをつかいます。これらの大きさで、丸の大きさが変わってきます。 このビー玉などの他にも、幾何学模様をつくるための型紙などもご用意していますので、ご自分のつくりたい模様がつくれます。
染料です。荒布を煮出してつくります。染めるものの生地によって定着液として豆汁なども使ったりしますが、荒磯染めで使われるのは全て自然のものばかりですので、安心して染めることができるのです。
染めるものをお鍋に入れたら、あとはひたすらかき混ぜ続けます。早くて20分〜で染め上がります。
最後に輪ゴムをとって、水洗いし、直射日光にあたらない場所で乾燥させれば、完成! 磯の香りがします。