8月のみどリレー開催しました。(2017年8月3日)
今年はカシノナガキクイムシの被害が多く出ています。
コナラの木は虫が入ってもあまり枯れないという話でしたが、老木はそうも言えず、枯れてしまいました。
森の入り口の直径80cmほどの大きなシンボルツリーのコナラの木もカシナガの被害を受けたせいか、猛暑で雨不足の影響か、突然葉が落ち始め、もう枯れそうな状態です。
今回は、枯れてしまった森の中のコナラを一本伐採しました。
残念ながら周りも高木に囲まれているせいで、萌芽更新も望めそうにありません。
カシノナガキクイムシの媒介するナラ菌が回りきる前なら萌芽が望めるそうですが、現在の活動地の環境では光が届かないためなかなか難しいようです。
それでも今回の木が枯れた周りの林床では新たに光が差し込むようになりました。
今月の作業では、森がふたをされた状態で薄暗く風も抜けなくなっていたため、林縁部の間伐や剪定もしました。
電線に枝がかかっている部分も多く慎重に作業を進めました。
さすが林縁部は日当たりが良好なので元気な木も多く、多くの枝葉を広げます。
ツタウルシやクズなどつる性の植物も繁茂し始めていました。
定期的な作業が必要な様です。
来月はいよいよクラフト展です。
多くの来訪者、出店者が気持ちよく森の中で過ごせるように整備を頑張りたいと思います。