6月のみどリレー開催しました。(2016年6月26日)
早朝から、大雨が降り、活動ができるかインターネットで調べてみると帯状の雨雲が三国に次々に流れ込んでいました。
しかしこの時期の天気は本当に気まぐれで、雨があがったと思ったら、太陽が出て来て、一気に気温が上がり始めました。
今月の活動は、下草刈りをメインに、ツタウルシなどのツルの処理などを進めました。
私は毎年の様にこのツタウルシにやられてしまいます。 今回はできるだけ防御対策をしたのですが、手袋とシャツのわずかな隙間に汁が飛んだようで、かぶれてしまいました。
ツタウルシのかぶれの成分は強いので、ほんのわずかなかぶれなのですが、すごくかゆく、治るのに一週間ほどかかりました。
ツタウルシの他にも毎年この時期私を悩ます虫がいます。
色々調べてみたのですが、おそらく「クロアリガタバチ」というアリに似たハチです。
作業していると、ズボンやシャツの中で突然チクッとします。 針に刺さった様な痛みで、なんだろうと思っていると、周辺を数回さされる事があります。
その日は、どこを刺されたかわからないほどですが、1~2日後から赤く腫れあがり、はげしい痒みが一週間ほど続きます。
シバンムシの仲間やカミキリの仲間の幼虫に寄生するそうで、作業小屋は薪小屋も兼ねているので、薪の中で発生したこれらの甲虫の幼虫に寄生して、毎年大量発生する様で要注意な虫です。
最近、田んぼの水を一時的に抜きました。
すると所々水たまりになったところにオタマジャクシなどが大量に集まります。
その生き物たちを狙い、田んぼに入ってきた何者かに、稲を押しつぶされてしまって何カ所か田んぼに空間が出来ていました。
私は、「こんな事するのはカラスに違いない!」と勝手に決めつけて、田んぼのまわりに鳥よけの糸を張り巡らせました。
昨年はトウモロコシ、トマト、イチゴ、メロンなど多くの作物がカラスの被害にあいました。
ある朝カラスの鳴き声が激しく、「また田んぼを荒らしに来たな」と思い、窓からのぞくと一匹のキツネが田んぼの真ん中でカラスに追いかけられていました。
どうやら稲を踏みつぶした犯人はキツネで、むしろカラスが追い払ってくれていました。
カラスも子育ての時期で気がたっているのかもしれません。
今回はカラスよけの糸は外す事にしました。
様々な生き物たちに囲まれてるため日々様々な事が起こります。
今回の作業ではうれしい事がありました。
福井大学の学生と先生方合わせて8人が活動を訪問してくれました。
福井大学の「天然工房プロジェクト」という学生の活動で、「Do It Ourself!」を合言葉に、小屋づくりを計画していて、自分たちで「何か」をしている人たちや活動に参加し参考にしたいそうです。
私を含め、メンバーは小屋を作ったりログハウスを作ったり、自分の手で何かをするのも、学生たちに教える事も大好きな人たちです。
「・・・・・をやりたい」という人に対してはできる限りの応援をしてくれます。
普段自分たちだけで整備活動をしているだけなので、学生の訪問はとても刺激になり、みんな生き生きとしていました。
時間もあっとゆう間にすぎていまい、学生たちにうまく伝えられたかわかりませんが、何かの役に立てればと思います。
彼らが彼らの力で、どんな物を作り上げてくれるか楽しみです。