第1回 里山保全・森づくり人材養成講座 開催(5)!
カテゴリー:みどリレー通信, ワッキの森, ワークキャンプ, 森をつくる人になろう
2008.11.20
おはようございます。 ただいま6:00AM。 今日のメニューはこちら!
ミニ観光 雄島 8:00~9:00
手入れ講座~間伐編 ワッキの森 9:00~12:00
昼食@盛安そば~旧市街地観光 12:00~14:00
手入れ実習~下刈・間伐編 ワッキの森 14:00~16:00
フィードバック 16:00~16:30
ワークショップ② おけら牧場 16:30~18:30
では2日目行ってみよー!
はい、何とも爽やかな朝です。 ここは三国地区の北西端にある雄島橋。 日本海にまっすぐ伸びたこの朱色の橋の先に 雄島が浮かんでいます。 この島は、はるか昔から、海民の信仰する島であり 1200年前より海を守る神の島として崇められてきました。 そして日本海の荒波と吹きすさぶ偏西風を 全身に受けて波浪を和らげ ウニ、アワビ、サザエなどの獲れる豊かな漁場をつくりだしています。
かつては「不入の森」(入らずの森)とされ 島に橋がかかる昭和12年前まで ここに入れたのは大湊神社の神主のみでした。
島に足を踏み入れると、 そこはタブの巨木や椿の古木が生い茂る原生林。
そのために残った緑したたる照葉樹林は 三国地域の潜在自然植生でもあります。 つまり、人が全く手を加えなかったら形成されるだろう自然環境が 雄島の森なのです。
島にある大湊神社から東尋坊を臨む。 どれくらいの時間をかけてこの森は形づくられてきたのだろう。 雄島に来ると、まるで太古の時間が流れているように感じます。
北の海岸に向かい
ヤブニッケイの林を抜けて
雄島観光は終了~!
チェーンソーワークの待つフィールドへ! 勢い余ってダッシュです! さて、今日のワークは枯れマツの伐倒。
誰もがチェーンソーに初めて触れる今回の講座では チェーンの締まり具合に始まり、エンジンのかけ方・使用法・安全な作業・メンテナンス そして伐倒の原理などを順を追って実践的に学んでいきます。
便利な道具は諸刃の刃。一瞬にして危険な凶器へと化すものです。 ここは時間をかけてじっくりと進めていきましょう。
いよいよエンジンを始動。
テーピングした枯れマツのもとへ
緊張しながらも、初めての伐倒は無事成功!
やりました!
初めての作業から学ぶことは多いものですよね。 ここで、今の作業のポイントを書き出していきました。
うまく伐倒できたのはなぜか?良かったポイントは? こうするともっと良くなるところはあるか?見直しの作業をフィードバックといいます。
こうして、体験を話し合ったり、共有することで それぞれのスキルアップやワークの安全性を高めていきます。 玉切り、立木、搬出。実習は進みます。
ここで午前中のワークが終了! 昼休みを挟んで午後ワークに突入です。