第1回 里山保全・森づくり人材養成講座 開催(3)!
カテゴリー:みどリレー通信, ナミィの森, ワークキャンプ, 森をつくる人になろう
2008.11.18
オリエンテーションが終わり、次はフィールドに向かいます。
まずは見てみよう~フィールド視察 11:30~12:30
昼食@三國湊座 12:30~13:30
手入れ講座~下刈編 ナミィの森 13:30~15:30
ワークショップ① おけら牧場 16:00~17:30 参加者を乗せた車は森を抜け、一路海岸を目指します。 三国の森の「今」を、ドライブしながら大まかに見ていただくためです。 数分すると、車窓に映し出されたのは枯れたアカマツたち。 思わず参加者の口から驚きの言葉がこぼれました。 「ほんとに枯れてる…」。
大量のマツが枯れゆく、いわゆる松枯れについては マツノザイセンチュウによる被害というのが通説。 たしかにこれが主な原因の一つと思われますが、 ほんとのところは、まだよくわかっていません。 車内では、マツが日本列島に増加しだした1500年前頃の話から 数十年前まで燃料として重宝されてたこと、 マツの細根にいる菌根が養分や水を送ってマツを育てることなどが 解説され、時代とともに変遷する三国の森を垣間見るドライブとなりました。 そうこうするうち、頃合いもよく、お昼の時間です! 街中へと繰り出して、お昼ご飯といきましょう。 いざ、三国きたまえ通りへ。 15分も走れば、ここは九頭竜川の河口の程近く かつて北前船が積み荷を降ろしていたところ。 町屋などの建物がある小路には、ゆったりとした時間が流れ 湊町ならではの独特の風情が漂っています。 ここに2006年オープンしたのが、三國湊座。 初日のお昼はこれで決まり♪なのが、
パテ、野菜、バンズ…すべて地元の素材でつくられた、三国バーガー。 ピクルスのかわりに、名産のラッキョウがトッピングされています。
食が入って、初対面から少し打ち解けてきた様子ですね。
腹ごしらえをしたら、いよいよ午後からワークの開始です。
ナミィの森へ到着! 作業日和ですね~!
気分もワクワクしてきます。 3日間を通して森づくりの基本的な技術を身につけるのが、ワークの課題。 今日のプログラムは、手入れ講座~下刈編と題して 草刈り機の使い方をマスターします。
稲葉さんから、ワークの説明がスタート! 今回の講座は、エンジンをかける基本の基から始まり チェーンソーを使い枯れマツの立木を伐倒するところまで、一貫したプログラム。 ほとんどの参加者は、初めて道具に触れます。
そこで稲葉さんの、道具の扱い方から安全な作業の仕方まで 一人ひとりへの懇切丁寧な指導が生きてきます。 草刈り機の使い方なんか知ってるよ、という方も 見慣れた道具が凶器に変わる瞬間をご存じでないことがあります。 最悪の事態を予想しうるから、みどリレーはこうした講座を開き 初心者からできる森づくりを進めています。
作業スタートです!
だんだんと慣れた手つきになってきました! しっかり休んで
作業再開!
下刈は、地味で中々大変な作業です。 森づくりの中では、はなやかな(?)植樹に比しても目立ちません。 そんな作業を、初夏から続けています。 春にもふたたび植樹して、実りの森に育てるためです。 今回の下刈はその一環にあります。
晴れた日に作業するのは気持ちいいもの。 適度な汗を流してリフレッシュです。 ここで2時間のワークもタイムアップ!
お疲れ様でした!次はワークショップです! つづく