第3回ふくいミクマリ会議を終えて。

2011年3月5日(土)に「第3回ふくいミクマリ会議」を無事に開催する事ができました。参加者の皆様・関係者の皆様、誠にありがとうございました。

私達事務局の思い以上に見事に形にしていただけました。
皆様方が「日々の暮らしと、自然環境」について考えるきっかけになり、1人でも「森の応援団」となれば幸いです。
今回のミクマリ会議の準備はまず、基調講演をしていただいた、北岡明彦先生との出会いから始まりました。

友人が「とよた森林学校」にとても面白い先生がいると教えてくれました。
そこで、愛知県の豊田市で、月に一度の「北岡ゼミ」と言う勉強会に参加してみました。
一度参加しただけだったのですが、すっかり「北岡ファン」になり、帰り際に基調講演をお願いできないかとお話をしてみました。
その後12月に正式に依頼を快く受けていただき、そこから、テーマやパネリストを調整しました。

今回は、環境ばかりの視点ではなく町おこし・町づくりに携わるメンバーもパネリストに加え人の「暮らしと自然環境」というものをディスカッションしました。

自然環境に一番影響を与えるのは、私達人間の営みなのだと自覚し、この土地に暮らし、町おこし・町づくりを行う私達こそ自然環境を考え、先人達から受け継いできた、歴史・文化・伝統を、自然環境と共に次の世代に、バトンタッチしてゆかなくてはいけないと考えたからです。
パネリストの持つ、一見話がバラバラになってしまいそうな様々な大きさ・方向性を持つベクトルが、一つの大きなベクトルとなりパネルディスカッションを通し会場にいる皆様方の心に響きました。
「みなさん、もっと恋をしてください」という松村先生の言葉が心に残りました。
人を愛し・全ての生き物達を愛し・自然を愛し・この地球を愛す事が出来れば今、世の中にある様々な問題は解決できそうです。

自然環境を考える時、山川里海で繋がる、一つの生態系という事が重要になります。市町村の枠を超えて、情報を共有し、時には助け合い、励まし合えるゆるやかな繋がりを築いてゆければと考えています。

そして、そこで暮らす我々が、ずっと暮らしてゆくためには、自然とどの様に接し、何ができ何をすべきなのか?次の世代に何を伝え何を残すか考える時だと思います。

「自然との暮らし」を通し、自然のすばらしさ、自然の大切さ、そして楽しさを学び、人は自然のサイクルの一部であり、自然を大切にする事が、命の大切にする事につながることと学び伝えてゆければと思います。
そのためには、北岡先生の関わる「とよた森林学校」の様に、「森林活動に関わる人材の育成」と、広く市民を対象にした「森林の理解者・森の応援団の育成」をバランスよく進めてゆく事が大事です。
特に「森林の理解者・森の応援団」という事では、NPOの役割であると思います。
そして、「九頭竜川流域のネットワーク」にも広がってゆき、人と森・人と自然の距離を縮めてゆけばと思います。

この原稿を書いている時、東北・関東大震災が起き、福島原発で放射能が漏れ始めました。

自然の力の前での人間の無力さを感じました。
今生きている私達の世代は、原子力発電所の賛成・反対派を含めて様々な人々の小さなベクトルは、電気を使い原子力を容認する大きなベクトルとなりました。
その便利さと引き換えに、次の世代その次の世代に、放射能に汚染された土地を残しました。
この過ちを期に、これからの事、次の世代に伝えてゆく事を根本的に、もう一度考えていかなければいけません。

はじまりました!
募集中!
枯れ松伐倒

ただいま
353

カレンダー

みどリレー
活動スケジュール

フィールドマップ

Field Map

ニノサクじいちゃんの森

ワッキの森

ナミィの森

PICK-UP!!

    当事業およびこのウェブサイトは地球環境基金の助成を受けています!

MENU

HOME

みどリレーについて

三国の森と
サックリの森づくり

松枯れについて

みどリレーからの

お知らせ

通信

森づくり どなたでも参加できます!

森の健康診断

森づくりプラン

森をつくる人になろう

三国湊で活躍しませんか!

ワークキャンプ

今月のみどリレー
(月1回週末の森づくり)

平日のみどリレー
(不定期で森づくり)

勉強会

イベント・シンポジウム

調査研究

お問い合せ

年度別
2010年度の活動[予定]
2009年度の活動
2008年度の活動
2007年度の活動