8月のみどリレー開催しました。
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2010.08.02
8月に入りました。ミンミンゼミ、カナカナ、クマゼミ・・・朝がセミの合唱から始まる賑やかな季節です。
今回は活動地の木の葉を集めて、名前を当てるゲームを試みました。全部で19種類。葉の付き方、ギザギザ、感触、形を見て、本を見ながら名前を探していきます。
実はこれ、先月愛知の北岡ゼミでやっていた方法。標高600mの愛知の植物は全くわかりませんでしたがすごくオモシロイ。まずは身近な植物の名前から知ろう、ということでチャレンジです。
いくつわかったかな?
次に夏の森を散策。この季節の里山の楽しみといえば・・・かぶと虫。樹液を出している木にかぶと虫が来ていました。カブト虫を探しに森に入るなんて何年ぶりでしょう。思わずテンションが上がります。
見ているとオスのカブト虫が近くにいたカナブンを追い払い、樹液を独り占め。落とされた虫もまた木に這い上がってきます。そこに、別の虫が飛んでやってくる。上の方ではオスとメスのかぶと虫が交尾を始めました。
木の周りを見るとかぶと虫のばらばらの死骸が。
残酷ですが鳥たちがかぶと虫を食べに来ているようです。
森の中で生き物たちの営みと食物連鎖の世界が目の前で繰り広げられていく。こんな別世界が身近にあったんだなあ、と息を呑んで見守りました。
かぶと虫はどこに卵を産むんだろう?秋は落ち葉を集めて、かぶと虫の産卵できる場所をつくろうね、という話になりました。
さて。今年から始める活動地の下草刈を開始。スギを主にした手入れをしていない人工林です。笹やアオキ、つるなどを刈っていきます。暑さに少し動くと汗がダラダラ出てきます。
あまりの暑さに午後は少し早めに切り上げて、Iさんが最近購入した綱渡り体験in森の中をすることに。
東京で流行っている?!らしいこの遊び。平な5センチほどのロープを張ってその上を歩く、というもの。上に補助ロープをつけました。見ていると簡単そうなのですが、バランスを取るのが難しい。なかなかおもしろいです。
最後に木の名前の答えあわせをして、スイカを食べて解散しました。暑い中、お疲れ様でした。次回は9月5日(日)の予定です。